2012年6月10日日曜日


私は子宮内膜症とチョコレート膿腫をわずらって1年経ちました。33才未婚です。
実際には3年~5年くらい前から発症していたみたいですけど、発見&治療が去年から。

今、右の卵巣が6センチになってます。
破裂する可能性があるのと、スプレキュア治療(点鼻薬)では1センチほどしか小さくならなかったので、手術を勧められています。

私立の病院なので、費用は30万円程。国立の大学病院なら10万円位じゃないでしょうか。
入院は1週間、その後自宅安静1週間くらいで職場復帰出来るといわれてます。
腹腔鏡手術で1時間半位、全身麻酔します。

私自身は6センチ大になったあたりから、腰骨・背骨・尾テイ骨がミシミシ痛くなり
出したので、手術のススメはもっともだと思ってます。

2012年6月3日日曜日



このところたびたびアダパレン(ディフェリン)の話題をこのブログで取り上げています。

アダパレン(ディフェリン)−にきび治療薬
アダパレン(ディフェリン)試用
アダパレン(ディフェリン)試用 − 続き (にきび治りました)

要約すると、欧米でニキビの第一選択薬として広く用いられているアダパレン(ディフェリン)が昨年から日本でも健康保険でも使えるようになったけれど、私が勤める病院でまだ採用されていないので、国内販売元の塩野義製薬の営業のお兄さんに病院にきてもらって、院内採用に向けて調整をしているところ。
その際にサンプルを持ってきてくれて、ちょうど私自身にニキビができていたので、自分自身で試用して効果(3日でほぼ治りました!)と副作用(幸いまだ出てません!)をレポートしました。

2012年6月2日土曜日


T.ビリルビン代謝

A.概略

ヘモグロビンなどのヘム蛋白は非抱合ビリルビンunconjugated bilirubin(UB)となりアルブミンと結合して肝へ運ばれる。肝細胞に取り込まれたUBは小胞体で抱合ビリルビンconjugated bilirubin(CB)となり、胆汁として排泄される。腸内で腸内細菌によって還元され、ウロビリノーゲン、ステルコビリンなどの色素となって、大部分は便中に排泄される。

B.ビリルビンの生成

ビリルビンの源泉には3要素ある。老廃赤血球由来UBは老廃赤血球が網内系の細胞に取り込まれて、そこで崩壊したヘモグロビンから生成され、ビリルビンの80%を占める。また、早期(シャント)ビリルビンが残りの20%を占め、これには造血性成分と非造血性成分がある。

造血性成分:無効造血(骨髄で生成直後に崩壊する赤血球ヘモグロビン由来)

非造血性成分:チトクローム、カタラーゼ

C.血中のビリルビン

総ビリルビンは直接型と間接型に分類される。UBは脂溶性で水には溶けないため、血中ではアルブミンに結合して運搬される。アルブミンは2ヶ所のUB結合部位を持っている。

D.肝のビリルビン処理

l       肝細胞の取込:肝細胞によるUBの摂取は細胞膜に存在するcarrier proteinによって行われている。取り込まれたUBは細胞内の結合蛋白と結合し滑面小胞体へ移送される。

l       ビリルビンの抱合:肝細胞の滑面小胞体でグルクロン酸を転移するbilirubin UDP glucuronyltransferase(BUDPGT)によってUBはCBに変化する。このようにビリルビンの抱合によって、ビリルビンは水溶性となる。