アンチエイジングの鬼 - 楽天ブログ(Blog)
怒涛のようなファンデーション関連イベントが終わり、今週は一息ついています。
ほんとに風邪はほぼ一日で治っていしまい、トークイベント当日は喉も治り、症状がゼロというかなり驚異的な回復をみました。
あれって根性なのか?、それともプロポリスなどの作戦のおかげなのか?、はたまた両方なのか、自分でもかなり驚きました。
↑マスコミ向けイベントの時、なんと工藤公康さんが花束を持って奥様と来て下さってびっくり!!
工藤さんが球界一のアンチエイジングスーパーヒーローで、47歳まで現役投手を続けてこられた陰には、奥様の雅子さんの野菜中心の抗酸化食やプチ断食法があることは有名ですが、奥様が私の本や化粧品を気に入って下さって、一昨年ある食事会でお会いしてからのご縁。
最近は報道ステーションで解説者、スポーツキャスターとしても活躍中の工藤さん。
ロケが多く、TVだと帽子をかぶれないので、現役の時より日焼けしてしまい、これ以上焼かないように言われていてるとのことで、白浮きしないうちのサンスクリーンを買っていって下さったようです。
TVではテカらないためにドーランも塗らないといけないそうなんですが、新発売のファンデの一番濃いやつを使ってみるって言って下さって。
これは、別の側面でも報道ステーションから目が離せないなぁ(笑)
さて5月のGWに沖縄に行った時、UAさんや根本きこさんなど数人のご家族がキャンプをしているやんばるの奥地に、ちょっとだけお邪魔したのですが、ほんの2時間くらいしかいなかったのに、うちの息子が子供たちの中に最初から溶け込み、素っ裸で川に入ったり、かなり高い木にガンガン木登りをしているのを見て、私は目を丸くしました。
普段からまったく人見知りせず、ものすごいフレンドリーな子なのは知っていますが、あのやんばるの森の中の遊びに、速攻でなじんでいるのを見て、さすがにびっくりしました。
私は子供の頃、超人見知りだったため、私に似なきゃいいなぁと思ってはいましたが、ここまで似ていないとは、、ほんと子供って親とは別ですね。
うちの息子のこの超フレンドリーな天真爛漫さにはUAさんにも驚かれて「あの子はすごい開いてる。あんなに開いているのはちょっとすごいね」と。
で、子育てで何か気を付けていることはある?と聞かれたのですが、まぁ息子の場合は持って生まれた性質が9割なんじゃないかなぁ。
私は仕事ですさまじく忙しいし、決して子育て法なんてのを語れるようなたいした母親ではありません。
でも、何を気を付けているかなー?と、あれからちょっと考えてみましたので、少し書いてみたいと思います。
まず、私は息子をよく抱きしめます。
小学二年生になった今も、帰ってきたら抱きしめ、膝の上に乗せて本を読んだりTVを見たり。
一緒にお風呂に入り、一緒に人生ゲームやウノやチェスをやって、ほっぺにチューして、常にベタベタしています。
学校の後も学童保育に行っているので、決して一緒にいる時間は長くはありませんけどね。
あと「愛してるよ」って1日10回くらい言います。
言おうと思って言っているわけじゃないんですが、なんでしょう。
動物的な感じで、とにかく言わずにいられないと言うか、、、
感極まって「愛してる!」って言って抱きしめないといられないというか、、、
あと2歳の頃から「死」というものを教えています。
人間は必ず死ぬんだよ、かーちゃんのほうが年が上だから、通常は先に死ぬんだということ。
病気したり事故したりしたら、子供でも若くても死ぬことがあること。
殴ったり叩いたりしたら、怪我して血が出て、やっぱり死ぬことがあること。
最初は死が怖くて、こういうこと言うと泣いたり怖がったりしました。
私が寝ているだけで死んだかと心配したり、車で夫が寝ないか見張っていたり。
でも7歳の今は、そう簡単には死なないだろうと分かってはきています。
だけど、死を教えたせいか分かりませんが、とっても私をいたわってくれますね。
まだそこまで老いてはないんですが(笑)
具合の悪い友達にも親切です。
もう1つは神様と閻魔様(笑)
誰も見ていなくても、神様と閻魔様は見ていて、嘘ついたり悪いことしたら、全部見られている。
見つからなかった悪いことは千倍になって帰ってくるよ。まだ見つかった方が1倍になって帰るだけだからマシってやつですね。
こういうのは、もう子供の頃は洗脳でいいと思っています。
でも何より、子供は親を見て、親を手本に育つから、子供にこうなってほしいと思ったら、まずは自分がそうならないといけないという、重要課題。
でも嘘ついても子供はすぐ見抜くから、ええかっこしてもダメだし。
だからダメなところも含めて、正直でいること。だけど良くなろうと努力している姿を見せることだなーと思います。
いろいろ書きましたが、まぁ私がやっている一番の子育ては「抱きしめること」「愛している」って伝えること。ほとんどこればっかりです。
他のことは先生もやってくれるけど、こればっかりは親が一番の適任だろうと。
抱きしめると「オキシトン」というホルモンが、抱きしめたほうにも、抱きしめられたほうにも出てくるそうですね。
オキシトンは出産後に母親が我が子を見たり、泣き声を聞いたり、抱きしめたり、おっぱいを吸われる刺激によって出てくるホルモンとして有名で、その結果母乳が出てきます。
「愛着」にも関係していて、オキシトンの量によって、子供の面倒見が違うことも分かっていて、これは人間だけではなく、羊やネズミでも同じです。
ところが現在では、このオキシトンは出産や子育て中だけじゃなく、そして女性だけでなく男性の脳にも分泌されており、人間の信頼感、幸福感に関係するホルモンだと分かってきました。
オキシトンが出てるとベータエンドルフィンという快楽物質も脳から分泌され、幸せ感があるのです。
人間関係を健全に保ち、他者に共感を持ち、ストレスを軽減させ、絆を深める作用があります。
男女間の愛情を深めるだけでなく、友情や家族愛などにも深く関わっているそうです。
授乳以外にどんな時に、このオキシトンが分泌されるかと言うと、、、
●抱き合う時、抱きしめられる時
●子供やペットを抱きしめる時
●心を許せる人にマッサージをされたり、逆にマッサージをしたり、肌に触られる時。
こうしたスキンシップ以外にも、相手との強い信頼感に満ちて、愛に満ち足りていると、ものすごく脳の視床下部でオキシトンが分泌されるそうなんですね。
親とのスキンシップが多い子供は、オキシトンが出やすいので、ストレスに強く、人を信頼しやすいそうです。
赤ちゃんへのベイビーマッサージなんかも、とてもいいそうですね。
わたしもオイルでやりました。
息子はキョトンとしていましたけど、今でもうっすら覚えているようです。
どんな安産の子供にも、生まれ来るときのストレスによる「バーストラウマ」があると言います。
ベイビーマッサージはバーストラウマを癒すと言われています。
オキシトンが、いかに「他者への共感」を高めるかを証明した2つの実験があります。
Paul J. Zakというアメリカの神経経済学者が行った実験では、合成オキシトンを注射された人たちは、プラシーボ(偽薬)を注射された人たちより、困っている他人に多くのお金を寄付することに同意したそうです。
また、チューリヒ大学のエルンスト・フェール教授率いる研究チームが、178人の健康な男子学生を対象に投資家ゲームを行い、受託人への「信用」を測る実験をしたそうです。
この結果、オキシトシンの鼻スプレーを嗅がされた男子学生の45%が最高額のお金を投資し、最高の信用度を見せたそうです。
でも、このスプレー悪用されたら怖っ!(笑)
オキシトンはこういった感情的なことだけではなく、実はダイエットにも関係することが近年判明。
オキシトンを体内に投与すると、食欲低下と脂肪燃焼を促して体重を減少させる効果があることや内臓脂肪と高血糖に効果を与え、肥満症の改善にも有効であることが分かってきており、オキシトシンは年齢や性別に関係なく摂食中枢に働く重要なホルモンだそうです。
オキシトンがたくさん出ていると、気持ちもハッピーで、視床下部も活性化して女性ホルモンも分泌されます。
女性ホルモンでお肌もツヤツヤ、そして脂肪も燃焼して肥満にもさよなら出来る、かなり素敵なホルモンです。
オキシトンは、ストレスや不安が多く、イライラしていると分泌が悪くなります。
オキシトンの分泌が悪いと、なかなか人を信じることが出来ません。
この反動でストレスをお手軽に軽減しようと、甘いものに走ってしまうこともあります。
オキシトンのためにも、
スキンシップってやっぱり大事ですね!!
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Last updated 2012年5月25日 10時8分51秒
1年間風邪をまったくひかなかったのに、今週なぜか風邪をひいてしまいました。
金、日とイベントがあるので人前でしゃべらないといけないのに、なんてことでしょう!
出来るだけ最小限のダメージですむよう、プロポリススプレー作戦をとり、さらに金時生姜と水素とマヌカハニーをとっているせいか、特にひどくもならず、声へのダメージもそんなにないようです。
多分今日で治りそう。よかった~
風邪をひいてしまったら、昔は
喉が痛い→体がだるい→熱っぽい→痰→鼻水→咳も少し出る→鼻水がダラダラ続く→治癒
という感じで、いったん風邪をひいたら10日くらいは症状があるというのが普通でした。
ところが最近は風邪っぽいかな?という時にプロポリスと金時生姜を速攻いっとけば、そのまま風邪じゃなくなるか、ひいたとしても、
喉が痛い→体がだるい→治癒 で、鼻水にも咳にも行かず、3日くらいで治ってしまうパターンになりました。
あげくは、SHIGETAのモーニングスパークという精油を、毎日フリスク的な感じでなめる習慣が出来てからは、そもそも風邪自体を1年もひかなくなるという変化がおきました。
多分このブレンドに含まれるラバンジンとかマヌカの精油が強力にウイルスをブロックしているんでしょうね。
そうそう、NHKニュースでやっていましたが、インフルエンザウイルスなどの病原体に感染し、体温が37度まで上がると、血液の中で病原体を殺す活性酸素が作られ、病気を治そうとする仕組みが働き始めることを、大阪大学の研究グループが世界で初めて解明したそうです。
この成果は、8日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表されました。
好中球は活性酸素を使って異物を殺しますが、活性酸素を作るには水素イオンが必要。
体温が37度ちょうどまで上がると、絡み合ったタンパク質がほどけてイオンチャネルが開き、白血球の中にある水素イオンが血液中に一気に放出されて、病原体を殺す活性酸素を作ることがわかったということです。
40度になると絡み合ったタンパク質が完全に離れ、水素イオンが放出される量が増えたということです。
病原体を殺す仕組みが37度で働き始めると解明したのは世界で初めて。
発熱は大切な免疫!
ちゃんと詳細が解明されてよかった!!
さて、酵素生活を始めてから、もう6年。
血流もよくなって、冬も手足の冷えを感じることはなくなりました。
一番顕著なのは、うちの夫です。
冬は毎年霜焼けが出来るほど、手足の血流が悪かったのですが、酵素生活始めて以降、霜焼けがまったく出来なくなりました。
私が酵素生活始めた頃は、マクロビ全盛期で「生野菜?体を冷やすでしょ!」と言われることも、しばしばでしたが、最近は「酵素」とか「ローフード」とか、普通にファッション誌でまで特集されるようになり、嬉しい限りです。
先日沖縄に行った時、新しくオープンしたオーガニックレストランを3軒訪ねたのですが、3つとも加熱野菜料理にプラスして、ローフードがありました。
そのうちの2軒には、ロースイーツまであったのです。
もちろん白砂糖、乳製品も不使用です。
これも昔にはあり得なかったことだなーと思いました。
聞けば三軒とも、オーナーは内地からの移住者です。
お店はどれもすばらしくおいしくて、そのうちの1軒には、3晩連続で行ってしまいました。
このお店のことは、また今度ゆっくりご紹介しますね。
ローマクロビなんて言葉も、ちらほら聞きました。
ただ沖縄でも何度か見かけたんですが、近頃流行りの手作り酵素ジュースというのは、どうも私は賛同出来ないんですよね。
好きな人がいたらごめんなさい。あくまでも私の意見ですが。
たくさんの野菜や果物を白砂糖で発酵させるのですが、野菜100gに対して同量以上も白砂糖を入れるのです。
白砂糖は発酵で分解されるし、微生物のエサになるからと言いますが110gはないなと。
だって出来上がりが死ぬほど甘い!
ということは、白砂糖をエサに乳酸菌や酵母菌、ビタミン、アミノ酸が増えたとしても、やっぱりかなり糖質が残っているということ。
白砂糖は果糖とブドウ糖がくっついた二糖類ですから、酵素で分解されても半分はブドウ糖です。
110gの白砂糖のうち、55gはブドウ糖なわけです。
ブドウ糖は単糖ですからそれ以上はどうにもならない。
高GIの最高峰はブドウ糖なんです。
要するにこれナチュラルなブドウ糖果糖液糖じゃないか!
これを酵素のために朝一番に飲んだり、食前に飲んだりするらしいのですが、「糖化」のことを考えると、空腹時にこんなブドウ糖の多いものを飲むと血糖値がびゅーっと上がってしまうように思います。
ブドウ糖のGIは100ですよ。
それともブドウ糖はほとんど微生物のエサとして消滅して、あれは全部果糖の甘さなんでしょうか?
1回食品分析センターに分析に出した方がいいと思うな。
ブドウ糖が多くても、繊維やお酢、クエン酸が含まれていれば血糖値の上昇をゆるやかにします。
酵素ジュースを飲むなら空腹時は避け、なおかつレモン汁などを入れ、野菜や果物の繊維をちょっと戻して飲んだたほうが、まだいいと思います。
酵素ジュースなら、単純に生野菜と少しのフルーツをジューサーにかけるか、キャベツのリジュベラックが鬼的には好きですね。
そういえば、ここ最近の日テレのマツコデラックスさん司会の深夜番組に私の酵素栄養学の師匠の鶴見先生が2度出ていました。
「こんな体型だけど奇跡の血液サラサラなんです」と豪語していたマツコさんでしたが、30年以上診察してきた鶴見先生の経験から、マツコさんの体型で炭水化物が大好きという嗜好では「血液がサラサラなわけがない」と言い切っていました。
指先の毛細血管の血流が見れる顕微鏡で見たマツコさんの毛細血管の血流はかなり滞っている!
それが鶴見先生おすすめの手作り生ジュース(ほとんどが野菜で果物は少し。更に繊維を少し戻していました。これがポイントなのです!)を飲んだあと、1時間半後くらいにもう一度見ると、おお!流れてる、流れてる!
一度の生ジュースで、あんなに指先の微細循環が変わるんだ!と感動しました。
マツコさんは肉が苦手で、白ご飯が大好きなんですよね。
白ご飯も分解されれば、糖質は全部ブドウ糖ですから、大量のブドウ糖が体に入ることになるのです。
ブドウ糖ですから血糖値も上がるし、空腹時にいきなり食べると糖化もするし、中性脂肪にもなります。
もちろん、これは白いパンでも、白砂糖でも同じです。
冷え性だからと、靴下を何枚も重ねて履いている方をたまに見かけますが、末梢に冷えを感じるからと、末梢を温めても、根本解決にはなりません。
ああいうことをするなら、腹巻のほうがいいと思いますし、レッグウォーマーで足首を温めるのは、婦人科系の症状にいいと思います。
冷えるからと生野菜、果物を避けすぎるのも、ちょっと考えもの。
冷蔵庫に入れてて冷えているのが問題で、生だから冷えるということはありません。
それで冷えるなら、生しか食べない動物は、裸足でなんで平気なのでしょう?
私は足元は出来るだけナチュラルに、大地をしっかり感じて歩くようにするのがいいと思います。
しっかり歩くといえば、マサイ族が裸足で草むらを歩くような歩き方が出来るように設計された、MBTシューズ。
あまりの歩きやすさと、正しい歩き方、筋肉の使い方が苦労なく出来るすごさに、ここ数年、ほとんどMBTしか履かなくなった私ですが、革の紐靴、男っぽい平べったいサンダル、ロングブーツと3タイプを季節に応じて履いていましたが、こないだ新作のこのサンダルを見て一目ぼれ!
↑いやー、昔からMBTを知っている方は感動しません?
機能はいいのにデザインがどうしようもなかったんですが、やっとこんなワンピースにも履けるようなサンダルが出たのですよ!
ギブリ127W、色はチョコレートです。買っちゃいました。
今ぐらいの季節から、私はすでに裸足。裸足でいるのがとにかく大好きなのです。
でも、映画館など、冷房の中に何時間もいなきゃならないような時に備えて、靴下はカバンに常備しています。
にきび肌のための水マスク
ファンデーションの記念イベントで私のトークショーが今度の日曜にあるのですが(抽選にはずれた方申し訳ありません!)このイベントにもこのサンダルを履こうと思います。
イベントで着るワンピースは、広告でUAさんが着ているワンピースや後ろの布を染めて作成してくれた、草木染めアーティストのkittaさんに作ってもらいました。
きれいな色でしょ?
虫をすり潰したコチニール色素を使わずにラベンダー色にしてほしいという私の願いを聞いて、藍と紅花だけで染めて下さったそうです。
単に虫をすり潰したやつを唇に塗りたくないという理由だけで、グロスもコチニールフリーで、アスタキサンチンの色素だけで作ったりしていたのですが、5月11日に消費者庁からコチニールに関する注意喚起が出されました。
コチニール色素に関する注意喚起
コチニール色素を含む化粧品や食品の摂取でかゆみ、蕁麻疹、発疹、呼吸困難、アナフラキーショックの事例が出てきていると。
うーん、コチニールは昔から使用されている動物性天然色素ですが、アレルギーは多様化しているからなぁ。
アレルギー体質の方は、念のため気を付けて下さいね。
ナチュラルコスメの赤系ピンク系の口紅で、コチニール使っていないものはほとんどありませんから。
コチニール使ってないものは、酸化チタン、酸化鉄です。それもなぁ、、、
ケミカルコスメだと赤色102号とかだし。う~ん、、、、
チタンなしコチニールフリーという難しい処方で、アスタキサンチンのオレンジ色以外にも、これからもチャレンジしていくかな。
さて、そんなkittaさんやUAさん、根本きこさんたちが総出演している割烹着~ずの「ラブミーテンダー」という曲がユーチューブにアップされていました。
この割烹着もkittaさんが染めて作ったそうで、撮影場所も沖縄屈指のパワースポット大石林山。
ファンデの撮影もここの森の中でした。
楽しいVPですが、楽しければ楽しいほど、なぜかせつなくて涙が出ちゃいました。
ぜひご覧ください。
なにいうとんねん、やめなはれ、そんな白砂糖♪
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Last updated 2012年5月17日 16時29分4秒
5月5日、ついに国内の全原発が停止しましたね。
このまま子供たちへのよき未来を開いた、新こどもの日の記念日となるよう祈ります。
最近強い竜巻で被害があったり、荒れがちなお天気。
雨も多く、なかなかすっきりとした春にならない感じですね。
体調を崩されたり、アレルギー症状が強く出ている方も増えています。
元々春は自律神経が切り替わる時期で、人によってはいろいろな症状が出やすくなります。
そのせいか本日知人から2件、同じような体調不良の相談を受けました。
患者さんの中にもそのような方がちらほらいらっしゃいます。
話を聞いていると、炭水化物の摂取量が多めな方が多いなという印象です。
お菓子は控えていてもご飯を食べすぎているのです。
消化されれば、ご飯もブドウ糖。
大切なエネルギー源ですが食べ過ぎは血流を悪くします。
こういう不調にはポイントはこの3つかなと思います。
●酵素 生の野菜をたっぷり
●オメガ3脂肪酸 フラックスオイルや青魚油、チアシード
●発酵食品、食物繊維で腸内善玉菌を増やす
さて、昨日わたしのコスメのサイトを見た方は、ちょっとびっくりされたかなーと思います。
そう、実はファンデーションのイメージモデルとして、歌手のUAさんが登場してくれたんです。
この5月9日が情報解禁日だったので、今まで書けなかったのですが、3月29日に沖縄で撮影をさせていただきました。
今回ファンデーションということで、誰かモデルさんがいたほうがいいかなーと、今年1月半ばくらいに思いました。
今までもカメラマンさんの近所に住むイスラエル人の少女や赤ちゃんには出てもらったことはあるのですが、今回はファンデだから大人の女の人がいいと。
でも、表面的にきれいなだけのモデルさんに出てもらっても、なんかこの渾身のファンデのイメージに合わないなぁって。
今の時代、本当に優しくなるためには、強くなければいけない。
だから優しくて、でも強くて、母なる地球を感じさせてくれるような、
新しい時代の幕開けを感じさせてくれるような、そんな人がいい。
そう思った時、一人の方のことが、私の心に宿りました。
それが他ならぬUAさんでした。
UAさんのことはCDも持っていたほど、昔からファン。
しかもここ5年くらいは神奈川で畑や田んぼを無農薬栽培でやっていることとか、環境活動や、平和活動をされていること、私も息子を入れるかどうかさんざん悩んだシュタイナー学校に息子さんを行かせてらしたこと、そして震災後は沖縄に移住されて出産されたことも、雑誌で読んで注目していました。
そして沖縄にいながらも、そこで安心してしまうんじゃなくて、食の安全を考える団体を立ち上げられたこと、原発都民投票の時もユーチューブでメッセージを発信されていたことにも心打たれていました。
そして3月11日の沖縄でのティダノワ祭には行きたいなーと漠然と思っていました。
UAさんは実は私の卒業した美大の4年後輩にあたり、面識はないのですが嵯峨美出身のスターとして、かつて嬉しくなったものでした。
大阪出身ということも含めて、勝手に親近感を持っていたというのもあります。
そしてこのファンデーションのイメージに、ここまでぴったり来る女性は、彼女しかいないような、確信に満ちた強い思いが芽生えました。
ただ彼女は歌姫ですし、うちは弱小企業で広告費もあんまりないし、、、
しかも時はもう2月ですし、時間もないし、そもそもどこに連絡したらいいかも、所属事務所すらよくわからなくて、ティダノワにメールを書いてみたりしましたが、お返事はなく。
ところが2月の半ば、うちのスタッフの1人が「ビクターに知り合いがいるので聞いてみましょうか?」と天の助けが!
そうか!ビクターか!その手があったのか!と、わたしってばそんなレベルで。。
そして次の週にはビクターの方から、所属事務所のマネージャーさんに連絡してもらえて、こちらの商品や資料などをUAさんに送って頂くことが出来たのです。
そして2月の終わり、たった1人でマネージャーさんに会いに行ったのですよ。
もうドキドキです。
一生懸命コンセプトを伝える私の前には、ニコニコ優しいマネージャーさんの笑顔があり、、、、
「厳しい基準でここまでこだわった化粧品を作って、しかもそれを持続しているのがすごいですね。UAも気に入っていて、これならぜひやりたいと言っていますよ」
あの日の月。
うれしくて、うれしくて、どこをどう帰ったか覚えていません。
そこから、撮影日までたった1か月。
沖縄のやんばるの森で撮ると言う漠然とした考えだけはあったのですが、カメラマン、ヘアメイクさんをどうするか、しかも森でロケと言うことはロケバス?ライト?発電機、姿見、机、椅子?嗚呼何がいるの!?みたいなことから、素人の私達には一から全然わかんなくて。
だけど予算はないため、広告代理店や制作会社とかは通してないもんですから、経験値ゼロのくせに、全部自分らでやるという無茶ぶりで。
もちろん創立からずっとやって頂いているアートディレクターの方にはかなりお世話になりました。
「UAさんならぜひやりたい!」ということで引き受けてくれたカメラマンさんは、なんとシャネルの広告などもやっているシバサキフミトさん。
ヘアーのTAKEさんやメイクのCOCOさんは、ずっとUAさんと組んで仕事をされてきた方で、UAさんのためならということで快諾して下さいました。
COCOさんもこんな仕事をされてきた一流中の一流。
TAKEさんもこんな仕事をされている、すごい方で、、、
この一流のCOCOさんに、わたしってば普段使用しているメイク用品は使わず、ファンデーション以外も全部ナチュラルコスメでやってくれという無茶なリクエストをしてしまいました(汗)
ところがCOCOさんは嫌な顔1つせず、むしろ嬉しそうに、全部ナチュラルコスメでやって下さったんです。
それどころか、他の撮影でもわたしのファンデを使用して下さったり、ナチュラルコスメを使うようになったそうで、ほんと感激でした。
衣装とスタイリングは、kittaさんという、やはり震災後関東から沖縄に移住された草木染のアーティストの方にやって頂きました。
こちらもUAさんの推薦だったんですが、教えて頂いたkittaさんのサイトの作品を見て一目惚れしてしまって。
kittaさんには衣装だけじゃなくて当日雨の可能性がかなり高かったので、スタジオ撮影のために、背景の布もオーガニックコットンのガーゼで草木染しておいていただいたんです。
当日は直前までの雨の予報をどんどん打消し、降水確率0%の晴天で、スタジオではなく、以前ブログでも書いた「大石林山」という、沖縄最北端の最強のパワースポットにある森の中で撮ったのですが、現場の最後のアイディアで、この布を草の上に敷いて、寝て撮ろうかということで撮った写真が、あまりにすばらしくて!
結果、これが採用ということになりました。
今回2日間でしたがみなさんとご一緒させて頂いて、ほんと最高でした。
写真左からkittaさん、シバサキさん、COCOさん、UAさん(と赤ちゃん)、鬼、TAKEさんです。
ここには写っていないけど、マネージャーの大石さん、アートデレクターの笠原さん、カメラマンアシスタントの秋山さん、大石林山のスタッフの方、オーガニックお弁当を手作りで、この最北端まで運んできて下さった料理研究家の根本きこさん、UAさんの大ファンのうちのスタッフの志村さんも、とにかく全員に感謝したいです。
ありがとうございました!
きこさんのお弁当も載せときます。おいしかった~!
おっと忘れるところだった、ロケバスに飛び乗ってそのまま来てしまった、UAさんの愛犬ポポも。
妊娠中で、ちょっとだるそうでしたね。
撮影後、大石林山の休憩所で、UAさんに1時間じっくりインタビューさせて頂きました。
もうすごい内容で、、編集も私がしたんですが、どこも切れなくて結局ほとんどをそのまま載せてしまったために、かなり長いのですが、、、
特に後半話して下さっている母性についての話とか、すごい深いです。
全女性に、今読んでもらいたいです。
UAさんインタビュー
実際お会いしたUAさんは、メディアでのイメージとはまた違い、まるで少女のような、それでいてどこかシャーマン(巫女)のような方でした。
さて、最後に出来上がった写真です。
どうですか?かなりアメージングですよね!
いっさい写ってないけど大石林山の超森の中で撮ってるんですよこれ。
森の精霊の気配を感じるほどエネルギーの高い場所なので、写ってなくても、逆にこの写真の持つ力を高めてくれているように感じます。
アメージングビューティー!
アメージングアース!
新しい時代の幕開けです。
Moor -船を岸に繋ぎなさい
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Last updated 2012年5月10日 10時25分6秒
GWはいかがお過ごしでしょうか?
先日、久しぶりに皮膚科医の友利新先生に会いました。
うちの店にもよくコスメやサプリを買いに来て下さるんですが、私の新ファンデの試作をすごく気に入って下さり、一緒にパチリ。
友利先生は、ケミカルコスメも使えば、オーガニックも使うと言う二刀流。
自分の体調や肌の状況を見て、両方使い分けるんだそうです。
先生みたいに、しっかり自己管理と自己分析が出来ていれば、そういうスタイルもありなのかもしれないですね。
私は鬼なのでケミカルはないですが、酸化チタン入り(ノンナノ)とチタンなしの二種類を作ったのは、近い動機ですから分かります。
ファンデはスキンケアとは違って「美しく装うもの」そして「紫外線を防ぐもの」という大前提があります。
使用してきれいになれなければ、使わないほうがマシ。
肌の調子やTPOに合わせて、しっかりカバーとノーマルカバーを使い分けるというのが、美容のバランスかもしれません。
しかし初めてお会いしてから、もう6年くらい経つと思うけど、相変わらず友利先生は超かわいかったです。
私とは10歳違うとはいえ、フルマラソン完走とか、とにかく自己鍛錬がすごいわ!
私も忙しさにかまけてないで、気合を入れ直そう!!
とはいえ、私が頑張るのはマラソンじゃなくて顔の筋トレ!
うりゃ~~~~~~っ!!
失礼いたしました(笑)
話は変わりますが、春だと言うのに畑の土留めの工事が終わらず、悶々としておりましたが、とりあえず畑が完成するまで、庭でプランターでトマトを育てることにいたしました。
今はマンションの1階に越したので、小さい庭があるんです。
とはいえ、ここのマンションは定期的な農薬散布があるそうで、土が相当怪しいので、直植えは無理。
入居してからは、うちの庭には農薬まかないでくれることになったんですが、築5年だから、それまでの農薬が気になります。
だからプランターでとりあえずやろうと思ったんですが、ホームセンターで売っている土はどのような素性か、何が混入しているか分からず怪しいし、しかも無肥料でやりたいとなると、直植えと違って通常の土では非常に厳しいし、、、
と思っていたら、神の助けか、先日行ったナチュラルハーモニーの種の講演会で、出会いがあったのです。
静岡県の浜名農園さん。
今まで知らなかったんですが、あの野口の種の野口さんと同時期くらいに、F1種に疑問を持って、在来種や固定種の種を自社生産含めて、あらゆるところから集めて販売しているすごい種屋さんだそうです。
↑写真分かりにくいですが、真ん中の方が浜名さん。
いやー、2時間があっという間で、楽しいお話が聞けました。
今や、種屋に行ってもほぼすべてが一代限りのF1種しか売ってないですからね。
これまで、私も自分で種取するために、在来種固定種を買える種屋さんを模索してきて、「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」にも、知っている種屋は全部載せましたが、新たにすごい種屋さんを知れて、本当によかった!
今回は、時期が時期なので、浜名さんのところの種取できる固定種の苗を買って植えました。
しかもね、ここがすごいのは、オリジナルの土も販売しているのです。
畑懐の土・畑(はふうのつち)という商品名です。
この土は浜名さんが研究に研究を重ねて時間をかけて熟成した土だそうで、プランターのような植物にとってはあまり自然でない環境で、無肥料無農薬で育てても成功率が高いのが特徴です。
動物性の堆肥はいっさい入っておらず、山の土をベースに植物を枯らせたものや、天然ミネラルや有効微生物などを少し入れて熟成させたものだそうです。
気になる放射性物質も不検出だとのこと。
しかも、採れる作物の栄養価は、直植えと変わらないくらいだそうです。
これがすごいありがたい!!
ぬか床のように、年々熟成していく土だそうで、なんというか発酵場が出来るので、この土の上でいろいろなものを発酵させると、悪玉菌に引きずられることがなく、バランスよくおいしく発酵するんだそうです。
家を建てる時も、この土の上に建てると非常に良い空間になるみたい。
全部をこの土にしなくても、混ぜることでも、土のバランスを良くするみたいですね。
まぁ、実際の畑では、私は土も自分で熟成させようと思っているから、こういう土も入れるつもりはないですが、プランター栽培としてはまさに最適ですよね。
なんせ、ハーモニーの河名大将が推薦しているくらいだから、間違いありません。
浜名農園(光郷城 畑懐)のサイトへ
初めてプランター栽培する方に、一番おすすめなのがトマトだそうです。
トマトは水をあまり必要としないし、とってもたくましいからですって。
確かに、畑1年目の私たちの畑でも、無肥料でほったらかしでも、ジャングルのように育ったのがトマトでした。
トマトは、紫外線が肌にあたった時に光老化を起こさせる「一重項酸素」という活性酸素を無害化してくれる植物。
中性脂肪も分解するそうだし、この季節じゃんじゃん食べたいですね。
よーし、今年も頑張って育てるぞ~!!
表参道の私の店でも、先日から北海道の江本自然農園さんの無肥料無農薬の濃厚なトマトジュースを販売しています。
飲むたびに感動するほどおいしいので、昔から大ファンだったんですが、初めて飲んだ方みんな感動して下さるようで嬉しいです。
にきびのないクリアな肌のためマグロのレシピ
一般的にスーパーなどで流通している野菜は、今やほぼ100%近く「F1種」(ハイブリッド種)というものになっています。
これは、人間に都合の良い特性を持つ同士を人工的に掛け合わせて作られた種で、味を良くするためにも行われましたが、現在では形を揃えて箱に入れやすくするためとか、表面がツルツルで硬く、長期保存してもへたれにくくするためとか、紐で束ねやすくするためとか、収穫時期を同じにするためとか、主に作業性、流通のために行われることがほとんどです。
日本の農家さんが代々伝わる自分の畑の在来種栽培をやめてしまったのは、約20年くらい前からだと言うことです。
流通に都合がいいものは段々と性質が決まってゆき、北海道から沖縄まで同じ種類で同じ形で、だいたい同じ味の野菜が増え、味の多様性がなくなってきました。
おまけに、この種から種取しても、次世代からはガタッと性質が崩れるので、通常種取はされず、毎年種屋さんから新しい種を買い続けることになります。
F1種の作り方としては、昔は手作業で雄しべを全部取ってしまい、掛け合わせたい別の作物の雄しべから花粉をとって、雌しべにつけて受粉させるなどの、アナログな方法がとられていました。
その次にやり始めたのは、近親を嫌って他と交雑しやすいアブラナ科野菜などの性質を利用して、掛け合わせる方法。
ところが近年は、それも手間がかかって大変だから、「雄性不稔」(ゆうせいふねん)という方法を編み出し、かなりの種がこの方法で作られるようになっています。
雄性不稔ってどういうことか聞いたら、多分多くの方はびっくりすると思います。
要は突然変異で雄しべが退化していて、花粉をつける能力のない植物を使うのです。
最初から花粉がなく、雌しべしかないのですから、異なる作物と掛け合わせるのは超らくちんというわけです。
この受粉にはミツバチの力を借ります。
今やこの雄性不稔のF1種はとうもろこし、大根、玉ねぎ、にんじん、なたね、アブラナ科野菜、ピーマンなど多くの野菜にどんどん広がりつつあります。
雄性不稔とは人間でいえば、生まれつき精子がないということ。
作業性や流通に都合がいいからって、植物が男性不妊症を先天的に持つように仕向けられるのです。
私達が食べている野菜の中に、ミトコンドリア遺伝子に異常がある雄性不稔の作物がどんどん増えています。
野口の種の野口さんの新しい本「タネが危ない」に、怖いことが書いてありました。
このミトコンドリア遺伝子の異常はゲノムを超えて受け継がれるのです。
今世界中でミツバチが大量死したり、大量に消えたりする現象が問題になっていますが、大量死はネオニコチノイド農薬が原因とする説が有力です。
でも、米国で起きている働き蜂の大量失踪、卵を産まない女王蜂が増えていることは、このF1種の生産に関係するのではないかと言うのです。
確かにミツバチは、F1種を作るために、受粉に利用されます。
雄性不稔の遺伝子情報を持つ花の蜜や花粉ばかりを食べ続けることになるのです。
そして不妊症のミツバチは、なたねやとうもろこし、ひまわりの畑の近くで多いそうです。
どれもF1が多い作物ばかりです。
確かに人間の男性の精子も減っています。
1940年代には精子1ml中に平均1億5千万いた精子が、今や平均4千万。
約4分の1に減っているのです。
これは、先日書いた環境ホルモンの影響もあると言われていますが、野口さんは1940年代に雄性不稔の種による野菜が売り出され始めたことにも関係あるのではないかという仮説を立てています。
ひえ~!!
F1よりも更に深刻な遺伝子組み換え作物など、私達を取り巻く食物事情はますます緑の砂漠化しています。
F1まで避けだすと、食べる野菜がかなりなくなってしまうので難しいですが、出来るだけ自家採種を推進するナチュラルハーモニーさんや、ナチュラルシードさん、ハートさんなどから野菜を買うこと、そして浜名農園さんや野口の種さんなど、F1でない種を売る希少な種屋さんを支えていくことだなーと思っています。
そして出来れば、たとえプランターでもいいから、本物の種を植えて、
次世代に命を繋げる健康な作物を育ててほしいなと願っています。
理屈抜きに、楽しくて、おいしいしね!!
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Last updated 2012年5月5日 16時41分31秒
4月18日、私の尊敬する千葉県の造り酒屋、寺田本家の23代目当主・寺田啓佐さんが突然天国に旅立ってしまわれました。
玄米酒「むすひ」を愛飲していたこともあり、4年前名著「発酵道」を読んで感動!
蔵に行かせて頂き、蔵で1日すごさせて頂いて大変感銘を受けて、その時から密かに心の師匠とさせて頂いておりました。
寺田本家に関するブログ記事
発酵場体験
Something great!
うれしき、たのしき、ありがたき
その後、お米で出来たマイグルトも発売されたり、お蔵フェスタは大イベントに発展していき、寺田さんは日本のナチュラル・オーガニック界を牽引するカリスマ的な存在であったと思います。
今年1月の終わりにうちの会社のスタッフ全員で蔵に行かせていただき、じっくり蔵を案内して頂き、私たちに1時間も発酵道を説いて下さいました。
うちの息子にもニコニコしながら太鼓を教えて下さいました。
「食べ物も体も心も、発酵していれば腐らない」
「うれしき、たのしき、ありがたき 3つの「き」でお神酒。それが人生を発酵させる道」
たくさんの発酵の種を、私たちの心の深い所に蒔いて下さったように思います。
若い頃は利益を追求し、速醸という近代的なアルコールや合成乳酸、グルタミン酸ソーダ、粉あめ添加の酒作りをし、タバコを吸い、3食かつ丼でも平気だったという寺田さん。
経営も人間関係もうまく行かず、あげくは腸が腐る病気になって大手術。
このことをきっかけに猛反省して、人生も酒作りも、すべてにおいて変革を起こし、まったく別の生き方をするようになった寺田さん。
お酒作りも、2倍の時間がかかる昔ながらの酒造りを復活させ、その上赤字経営だったにも関わらず、原料を3倍の値段がする「無農薬米」に切り替えました。
乳酸や酵母を添加せず、蔵に住み着いている微生物の力だけで、時間をかけて作るのです。
機械をだんだんとやめ、お米を洗うのもお水で、素手で洗い、仕込み歌を復活させて、みんなで楽しく歌いながらお酒を仕込み始めました。
蔵に住んでいる微生物たちのおかげで、百薬の長と呼ばれる本物のお酒が出来る。
寺田さんは微生物たちの働きを考えた時、自分も微生物のように生きようと思ったそうです。
微生物というのは、みんな自分が大好きで、自分に心地よい生き方をし、仲良く分かち合って生きているそうです。
無理をしない、がんばらない。
人間社会は競争社会ですが、微生物の世界では奪い合いはなく、自分の役割や使命を心得ていて、相手を尊重し、自分の出番になるとやってきて命を燃やして使命を果たし、次の微生物にバトンタッチしていく。
微生物の世界は、分かち合いの世界、共生の世界だそうです。
自然に逆らった生き方を、微生物のように自分らしく心地良く仲良く生きる方向にシフトしていくということが、これからの時代の循環、調和、共生の世界の幕開けだと寺田さんは話しておられました。
寺田さんはよく「発酵してると腐らない」と話しておられました。
お味噌もお醤油も、自然に沿っていると発酵してきて腐らない。
腐らないのは、変化しているからだと言います。
発酵というのは、確かに微生物が有機物を分解して化学変化を起こし、新しい違ったものに変えていく触媒作用のこと。
人間も腐らないためには、変化を恐れず楽しく変わることだと、1月蔵にお邪魔した時、寺田さんは私たちに教えて下さいました。
経営で言うと、発酵経営ということらしいです。
確かに寺田さんは、常に変革し続けていました。
既成概念や常識に囚われないで、玄米酒「むすひ」のような不思議なお酒を作ってみたり、マイグルトを造ってみたり。
こういうのはどこの酒蔵でも造れるはずなのに、どこもやろうとしないそうです。
変わるには勇気がいるけど、勇気の源は慈しみと愛だと話してくれました。
人と比較せず、自分の信じた自分らしい生き方を楽しく貫くことだと。
寺田さんとの出会いがあったから、私も既成概念に囚われずに、植物の抗酸化物質の力だけでサンスクリーンを作るとか、ナノ粒子を使わずにUVカット出来るファンデーションを作るとかいうことを、あきらめずに実現出来たのかもしれません。
4年前、初めてお会いした寺田さんは、昔そんな生活をしていた方とは微塵も感じないほど、静かで慈愛に満ちた表情。
そのお人柄と生き方にすっかり魅了されてしまいました。
どうして、そこまで変わることが出来たのかと問う私に、寺田さんは一言「サムシンググレートですね。何か偉大なる力に導かれたとしか思えない。」と話してくれたのでした。
1月蔵に訪れて初めて話を聞いたうちのスタッフの1人が、蔵を出た時に、心の中に流れてきたのが「アメージンググレース」の歌だったそうです。
アメージング・グレース
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる
寺田さんに起きた心の変革の奇跡と、蔵に住む微生物たちの恵み、、
それは、アメージンググレース。
自然界の恵みに沿った発酵した生き方を私たちもしたい、、みんなそう思いました。
ちょうど新しく出すファンデーションの名前をみんなで考えていた時だったので、この曲にちなんで、ファンデーションの名前は「アメージングオーガニックファンデーション」にしよう!ということになりました。
自然界の恵みを生かした、ノンナノでありながらふわっとシルキー肌になる驚きのファンデーションにふさわしい名前だと思いました。
このことは、まだ寺田さんには話しておらず、発売されたら話そうって思っていたのです。
それなのに、、、、、
雨の中お通夜に行くと、すぐにでもしゃべりだしそうな、ダンディな蝶ネクタイの寺田さんがいました。
病気だったわけじゃなく、とってもお元気だったのに、お別れは急に訪れました。
お蔵フェスタの疲れから風邪をこじらせて肺炎になって、それがたまたま、とてもやっかいな抗生物質耐性菌だったようで、、
そうです。それこそ現代社会の歪みが生み出したもの、、、
本当に、誰もが予測も出来ない、突然の出来事です。
ほんの3週間前まで、新しく出したい本のことや新製品についてイキイキお話しされていたそうです。
新しいお酒の企画や、福島での除染活動も精力的にされていた矢先、、、
もっともっとお話ししたかった。まだまだ会えると思っていたのに。
私のお店にも来て下さって、これから一緒に何か作ろうって話して下さっていたのに、、
除染に効果的なEM菌とお酒の菌と光合成細菌を、うちの新しい畑のために用意しておいてあげるよって言って下さっていたのに、、、
すべて、つい先日のことです。
まるで仏様みたいな人だったから、早々に今生を卒業されてしまわれたのでしょうか。
あまりにも多くのことを寺田さんから学ばせて頂きました。
寺田さんの発酵道を私たちが受け継ぎ、必ず広めていきます。
今世ではもうお会い出来ないかもしれないけど、今も寺田さんと繋がっていると感じています。
そういえばここ1年くらい、そういう感覚が強くなりました。
繋がっている人とは、しょっちゅう会わなくても繋がりを感じます。
場所とか、時間とかは関係なくなりつつあるようです。
それは地球の裏側でも、天国でも、、、、
寺田さんから受け取った発酵の種を蒔き、私も微生物のように楽しく変化しながら発酵し、自分の役割をはたしていきたいと思っています。
どうか見守っていて下さい。
Amazing Grace
Last updated 2012年4月27日 11時12分11秒
今週月曜日、ファンデーションを作ってくれている工場に見学に行ってきました。
行ったら、ちょうどトライアルサイズのファンデを作ってくれているところでした!
こうやって多くのみなさんのおかげで、製品になっていくんだな~と思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
さて、さっそくですが、前回の続きです。
オーガニックコスメや真のナチュラルコスメを知ってからは、オーガニックというだけではなく、例えばファンデーションだとしたら、成分が無添加やケミカルコスメに比べてかなりシンプルで合成ポリマーやシリコーンオイルなどが入っていない世界であることに感動しました。
裏ラベルが、もう全然違うので。
どう違うかと言いますと、一目瞭然。
例えばこれが無添加と言っている、あるパウダリーファンデの全成分です。
(そのままじゃあれなので、成分名を1つだけ変えています。)
タルク、マイカ、酸化チタン、ポリメタクリル酸メチル、ジメチコン、合成金雲母、酸化亜鉛、窒化ホウ素、トリエチルヘキサノイン、酸化(Li/K/チタン)、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー、パンテノール、ヒドロキシプロリン、ポリクオタニウム-61、ヒアルロン酸Na、ヒドロキシアパタイト、セバシン酸イソステアリル、ステアロイルグルタミン酸2Na、水酸化Al、ハイドロゲンジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン� ��ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、アクリレーツクロスポリマー、シリカ、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、オリーブ油、ビサボロール、トリエトキシカプリリルシラン、フルオロ(C9-15)アルコールリン酸、ジミリスチン酸Al、トコフェロール、酸化鉄
いやーすごいですよね。
オレンジ色は合界ですが赤字はなんと全部、合成油のシリコーンオイル、合成ポリマーですよ。
オーガニックコスメ、真のナチュラルコスメ界には、さすがにこんなファンデは存在しません。
マイカ、ホホバ油、ステアリン酸Mg、ケイ酸Mg、シリカ、トリカプリリン、アルガニアスピノサ核油、シア脂、カカオ脂、ヤシ油、オリーブ油、ヒポファエラムノイデス果実エキス、トコフェロール、アマナズナ種子油、野菜油、水、ヒマワリ油、カンゾウ根エキス、水添レシチン、ゼニアオイ花エキス、センチフォリアバラ花エキス、フユボダイジュ花エキス、パルミチン酸アスコルビル、エタノール、香料、[+/-]酸化チタン、酸化鉄、オキシ塩化ビスマス、酸化銀
↑例えばこれがあるナチュラルコスメのパウダリーファンデーションの全成分。
ね?ぜーんぜん別世界でしょ?
でも酸化チタンやタルク、ナノ粒子の問題を知ってからは、ナチュラルコスメですら、ここはまだ対策が不十分なことを知り、、、
使えるものを探求し続けてきましたが、どっかいつも妥協してて、、、
でもやっと自分で、今現在一番納得できる成分と使い心地を両立させて、しかもSPFが13あるファンデーションを作ることが出来ました。
酸化チタンなしの色も2色。こちらはSPF10。
ほんとにもう、感無量です(涙)
ナノ粒子を吸い込むと発がんの可能性が指摘されていますが、そもそも細胞と細胞の間より小さい超微粒子なため、どうしても肌に残留しやすい成分です。
ナノとかマイクロとか、いったいどのくらいの大きさかと言うと、1ナノメートルは10億分の1メートルのことで、1マイクロメートルは1000ナノメートルです。
皮膚細胞間のすきまは40~60ナノメートル
ノロウイルス 30~38ナノメートル
インフルエンザウイルス 80~120ナノメートル
赤血球 7~8マイクロメートル(7000~8000ナノメートル)
現在問題となっているナノ粒子とは100ナノメートル以下、主に50ナノメートル以下の微粒子のことを言います。
通常UVカットの日焼け止めやファンデーションには5ナノ~35ナノくらいの酸化チタンを使うそうです。
どんだけ小さいか分かりますか?
細胞間より、ウイルスより小さいわけです。
吸い込みやすいだけでなく、皮膚から余裕で入る大きさです。
凝集しているから入りにくいとは思うけど、条件次第では入ってもおかしくないくらい小さいです。
しかも酸化チタンは紫外線があたると周囲に活性酸素をまき散らす性質があります。
その性質を利用したものが「光触媒」。
光触媒は太陽や蛍光灯の光が当たると、表面で強力な酸化力が生まれ、細菌などの有害物質を除去するもの。
壁に酸化チタンの入ったペンキを塗ると、酸化チタンの光触媒作用で、塗料の中に入っている樹脂を分解し、塗膜をぼろぼろにしてしまいます。
このため現在ではこれを防ぐために、酸化アルミニウムや酸化ケイ素でコーティングした酸化チタン粒子がペンキなどの顔料として使われています。
化粧品用としては活性の少ないルチル型の酸化チタンが使われますが、それでも粒子が小さくなればなるほど、酸化活性が増します。
だからナノ粒子なら、なおのことコーティングして活性酸素から肌を守る必要がある。
そのコーティングに使われるのがジメチコンなどのシリコーンオイル。
軽度の眼瞼下垂のインプラント
でもシリコーンオイルなどの合成ポリマーを使用すると皮膜性が強く落ちにくくなるので、合成界面活性剤たっぷりの強いクレンジングが必要になり、肌のバリアを薄くさせます。
肌のバリアが薄いと、乾燥しやすく、敏感になりやすく、しかも紫外線の害を受けやすくなります。
これも問題になりナノ粒子をコーティングなく裸で使うファンデーションまで出てきました。
ナノでなくても、流行りのミネラルファンデーションはほとんどが裸、しかも油も使ってないので、舞いやすく、どうしても肺に吸い込みやすい。
一度知らずにナノ粒子のミネラルファンデを使っていたことがあるのですが、パフで押さえるようにつけても、どうしてもゲホゲホしていました。
おかしいな?と。
そうなのです、ナノ粒子とは煙みたいなもんです。
小さくて軽くて、そりゃ吸い込みます。
しかも実は、シリカにまでナノ粒子が出てきて、これも肺に吸い込むことで肺に炎症を起こしやすいと朝日新聞にまで掲載されるようになりました。
ナノシリカも化粧品にかなり使われてます。
ナノシリカに関しては、基盤研、創薬プロテオミクスプロジェクト、阪大院薬の平井敏郎先生の実験で、3日間皮膚へ塗ることで、角質層を通過して、真皮層の樹状細胞、リンパ節にまで到達していることを確認しています。
リンパ節にまで行っているということは、免疫を攪乱する可能性があるそうです。
この時の実験で使用した粒径、70ナノメートル、300ナノメートル、1000ナノメートルの中で、70ナノメートルのみが角質層を通過したそうです。
医薬基盤研の阿部康弘先生の研究でも、100ナノメートル以下のサイズになると、初めて細胞膜を通り抜けることや、核膜を突破すること、遺伝毒性を呈するようになることを明らかにしています。
小さくなると、まるで性質が変わってしまうそうなんですね。
今度のファンデーションでは、シリカのサイズは3000~7000ナノメートル(3~7マイクロメートル)にしました。
しかし酸化鉄にまでナノ粒子があるんですね。
なんだってナノ化出来るんですもんね。
酸化鉄も大きいサイズのを使いました。
活性の強い酸化チタンは、かなり大きく500ナノにしときました。
チタンなしのやつも、かなりいい感じで、マイカをコーティングしたことでチタンなしでも白さとカバー力が出たので、なしのだけでいこうかな~とも思ったのですが、やっぱりほんのちょっとだけでも酸化チタンが入っている方が、よりカバー力はあるんですよね。
だから私は、普段はノンチタンで、特別なおでかけの時はチタンありでと2種類を使い分けています。
ナノ粒子の危険性が言われるようになって、ナチュラルコスメの世界でもノンナノがちらほら出始めたのは嬉しい限り!
ところが、ノンナノだからって安心してしまって、ほとんどが「コーティングなし」。
ノンナノだから、酸化活性が強くないって判断みたいで。
でも植物性の油脂やシリカなどでちゃんとナチュラルコーティングしてあげたほうが、金属が肌に直接当たらず、活性が抑えられてより肌に優しいと思います。
だってペンキですら、周囲をボロボロにしないように酸化ケイ素でコーティングしてるんですよ?
肌に塗られるなら、なおのこと絶対コーティングした方がいいですよね?
まぁ実際、ノンナノでナチュラルコーティングの原料が、ほとんどないんですけどね。
水酸化アルミニウムコーティングなら、探せばあるんですけど、アルミって毒性はないけどアルツハイマーとの関連性が完全に否定はされていないし、どうなんだろうと、、、
そう考えて、結局オリジナルで作ることになったんです。
今回のファンデーションは、ノンナノなだけでなく、シリカ以外のすべての鉱石をナチュラルコーティングしました。
ちなみに私が開発した日焼け止めは、そもそもオーガニックベリーのポリフェノールの力だけで紫外線を防ぐので、ナノだとかノンナノだとかの世界には関係ないものですが。
すみません、作るのに苦労したせいか、なんか思いのたけとマニアックすぎる話をダラダラ書いてしまって。
とにかく完成して、ただただ今は嬉しいのです♪
サクラサク!!
理想のファンデーションが出来て嬉しいな!
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Last updated 2012年4月20日 21時5分5秒
更新がすっかり遅くなってしまいました。ごめんなさい。
大飯原発の再稼働に向けての動きが加速していますね。
安全性を判断する専門家でもない政府が昨夜、再稼働を妥当だと判断したそうで、今日福井に枝野さんが決断を迫りに行くそうです。
原発の安全審査に多くの委員を出している日本原子力研究開発機構に対し、原発を持つ電力11社と業界団体の電気事業連合会が、2008~11年度に計2億5千万円余りを寄付していたことも、この2日に判明しました。
これは原発事故後も継続されているそうです。
こんなことで、公平に安全審査も出来るのかと思いますね。
電力業界、原子力機構に多額寄付 原発事故後も継続
福井県知事、おおい町長への嘆願署名はこちらから出来ます。
最後まであきらめないでいきたいです。
なんかやっと春ですね~
先週の日曜日は、近所の公園にちゃぶ台を持って行って、山盛りサラダとオーガニックワインで乾杯しました。
春と言うのは、植物が芽吹くエネルギーに満ちているので、道を歩いていてもなんとなくその気配が伝わってきます。
ただし、紫外線は日に日に強くなってきているので、外出時には必ずツバの広い帽子とサングラスをすでに装着しています。
↑こちらは今週水曜食べたビューティーエイジング弁当。
私の表参道の店で予約販売しているオーガニック弁当ですが、今回は春らしく「ふきのとう」が入っていて、おいしかった~
ダシにかつおぶしとかを使うことはたまにありますが、基本的にベジ弁当です。
必ず生野菜サラダが入り、オリジナルドレッシング付き。
発酵食品が入ることも多く、植物性たんぱく質は不足ないように必ず入ります。
今週から、予約販売以外に当日売りも出来ました。
毎週水曜だけですが、当日電話下されば取り置きも出来ます。
暖かくなってきたので、代々木公園でお友達と食べるなんてのもおすすめです。
ご予約TEL 03-6427-7647
さて、こんなおいしいお弁当やサラダを食べる時に、最近わたしのかたわらにあるコップ。
家用にも家族全員分購入し、みんなで愛用していますし、会社用としても使ってまして。
ほんとにもう、すごいアイテムで感動的なので、ちょっと紹介させて下さい。
↑真空断熱タンブラー「サーモス」ってコップなんです。
素材はステンレスなんですが、二重になっててその中が真空断熱層になってて。
要するに魔法瓶みたいなコップでね。
温かい飲み物も、蓋なしで1時間くらい全然冷めないし、冷たい飲み物も1時間経っても冷たいままです。
ビールなんてこれに注いだら、飲んでいる間ずーっと注ぎたての冷たさがそのまま続きます。
氷を入れた飲み物なんて、5、6時間氷が溶けないのですから、ほんとびっくり。
温かさ、冷たさが共にここまで持続すると言うのは、ある意味とてもエコですし、多分1回これを使うと他のコップを使う気がなくなるほどすごいですよ。
しかも普通どんなコップでも、暑い時期冷たいものを入れると結露して水滴がつきますが、これは二重構造のため全然水滴がつかないのが驚き。
テーブルもコースターなしで濡れないのがありがたいです。
サーモスのカップにもいろいろなタイプがありますが、このタンブラーの大きさが一番保温性が高いようです。
さて私はあいかわらず超バタバタしてます。
5月20日~23日頃に発売するファンデーションの準備がいよいよ大詰めを迎えていて、イメージ写真を撮影してもらったり、文章を書いたり、製造バルクのファンデの色を確認したり、いろいろしています。
この撮影の時の話はいろいろあるので、今度ゆっくりまた書きますね。
私の主義として、やっぱりトライアルサイズも作るのですが、色が4色あるのでなかなか大変。
いつもの新商品に比べて、コンパクト、レフィル、パフなど、いろいろ小物も多いので、また違うんですよね。
私はお先に、試作品を毎日使っています。
コンパクトのデザインも、ちょっと見せちゃいます。
こんなかわいいラベンダーカラーなんです。
ファンデーションのコンパクトって白とか黒とかなんか地味なものが多い気がして、毎日ウキウキ使えるように、こんな色にしてみました。
手前味噌ですが、カバー力があるのにふわっと軽くてくすまず、ほんといいんですよね♪
イメージ写真の撮影の時に担当してくれたメイクさんが、かなり絶賛してくれたので嬉しくなってしまいました。
その方は、有名女優さんや有名ブランドのお仕事を手掛けてこられた方で、今までは普通のメイク用品でお仕事をされていたのですが、今回私のリクエストで、ファンデーション以外も全部ナチュラルコスメでモデルさんのメイクをやって下さったんです。
ご自身はナチュラル、オーガニック志向の強い方だったので喜んでやって下さったんですが、やってみて最近のナチュラルコスメの進化に驚いて下さって。
これからは他の撮影でもナチュラルコスメを積極的に使っていく!と言って下さって。
さっそく別の仕事でも、肌の弱いモデルさんに今回のファンデーションを使って、仕上がりの美しさに、まわりのみなさんにも大好評だったとメールが来て、すごく嬉しかったです。
成分が安心なのは当たり前で、仕上がりの美しさで評価されるというのが
本当は一番嬉しいことですよね。
ノンナノでも、タルク使わなくても、合成ポリマー使わなくてもこういうのが出来る。
そのことが分かって、本当に嬉しいです。
しかし、ナチュラルコスメは、ほんと変わったと思いますよ。
私は20歳頃から、その頃で言ういわゆる「無添加」と呼ばれるコスメを使っていたのですが、昔は、安全とか肌への優しさを求めると何かを我慢しなくてはいけなかった。
使い心地の良さなどを、あまり求めてはいけない世界だった。
だいたいが、めったに売っていないし、たまにあると使い心地はよくないし、パッケージはかわいくないし。
全成分表示になってからは無添加といっても103種類の旧表示指定成分が無添加なだけで、他の化学物質や合成ポリマーはものすごく入っていると知って、ますますコスメジプシーに。
すみません、ここから長くなりすぎて一度にアップできませんでした。
後編に続きます。
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Last updated 2012年4月16日 23時5分44秒
ものすごい嵐がすぎていきましたね。
各地で被害も出たようです。
みなさん、大丈夫だったでしょうか?
桜の花もびっくりしているんじゃないかな。
風で折れてしまって道に落ちていた桜の枝を、息子がひろって瓶にさしていたものも、部屋の中でひっそりと開花を迎えています。
そろそろ種まきの季節なのですが、斜めになっている畑の土留め工事が完了していません。
なんとか4月中には完成といった感じなのですが、種蒔き間に合うかな~
大豆を蒔くくらいの時期になっていますので、なんとか大豆だけでもまきたいな。
さて、アンチエイジングおたく一筋のこの私。
これまでファッション系の話題はほぼゼロですが(笑)、ちょっと最近マイブームとなっているのが、桜井さんというキュートな女性が作る、天然石のネックレスなんです。
桜井さんは健康維持のために、長くうちの施術院に通ってきてくれている方です。
特にこの「ルチルクオーツ」のネックレスは、ほぼ毎日のようにしています。
↑これって水晶なんですけど、何千万年もの長い時間をかけて地中で結晶化していく過程で、金色の針状の結晶が偶然水晶の中に形成されたすごく希少な天然石だそうです。
すごいパワーストーンだそうですが、私はあまりそういうことは考えずつけています。
でも、ここ一番の時につけていると、なんか心強い感じはします。
↑これもかわいいでしょ?
ストロベリークオーツというのです。
和名苺水晶。ああ、おいしそう。
水晶なんですけど、酸化鉄の、非常に薄いかけらや繊維状の結晶を含んでいる、これまた非常に希少な天然石です。
女性ホルモンのバランスを整えるパワーもあるそうです。
↑すでにこんなに桜井コレクションが~
左からけしパール、ファイアーオパール、フローライト。
真ん中のファイアーオパールはつけていると、体が暖かくなるのを感じる時があります。
フローライトは、いろいろなことがあった去年、つけているだけで癒された石です。
桜井さんの選ぶ天然石は、なんかかわいくて透明感があって、ほっとするものばかり。
ご本人もすごいかわいいんですけど、今や石を愛するあまり、石のオーラまで見えるようになってしまったそうです。
パワーストーンの意味とかより、こんな美しいものが、自然界の偶然で存在するそのこと自体がアメージングで、つけていると自分に優しく寄り添ってくれているように、心強い感じがします。
pierre-deau
さて、引っ越しの段ボールはやっとかなり片付き、横浜市にも少しは慣れてきました。
ガイガーカウンターで測ると、以前住んでいた西新宿の近くより、放射線量が少し低いと思います。
前は道を歩いているだけで0.2マイクロシーベルトある場所が結構ありましたし、息子の学童保育の園庭は土に近づけると、0.3マイクロシーベルトあるところが、あちこちにありました。
でも、こちらでは町を歩いていても、ほとんどが0.1以下、高くて0.1マイクロシーベルトで、近所の公園の土に近づけても、ほとんどが0.1マイクロシーベルト以下。
あきらかに高そうな隅っこの吹き溜まりのようなところで、やっと0.2マイクロシーベルト行くか行かないかくらいです。
そのために引っ越してきたわけではありませんが、なんだかちょっとだけ気が楽になりました。
給食も、毎日1校づつですが横浜市では全品検査をされてるそうで、息子の小学校では今年に入ってからは検出限界値3ベクレルで、ずっと不検出だそうです。
この件について栄養士さんや先生に質問しても、あきらかに前の学校の時とは、先生の知識も反応も全然違います。
前は尿検査でこれだけ出たと言っても、「そう言われても国に従うしかないのでお手上げなんです」とか第一声で言われて、それでもいろいろ話したら、やっと産地を考慮しますということになったんです。
とにかく話してても、温度差がすごかったんですが、こちらではそれがありません。
「しいたけは放射性物質を集めやすいから、干ししいたけは今は使っていません」なんてセリフが、先生の口から普通に出てきます。
嗚呼今までの、話が通じない感を考えると、かなりありがたくて。
これを機にお弁当にしようか迷っていたのですが、当面給食で行こうかと思ってきました。
今年の1月に、もう一度尿検査したのですが、去年8月に比べてセシウムは約4分の1の量に減っていました。
0.2ベクレル。かなり減りましたが、まだゼロではないのです。
こちらに引っ越したことでどうなるのか、今後の尿検査の結果次第で、また対応を考えたいと思います。
4月から、食品中の放射性物質の新たな基準が設けられました。
食品中の放射性物質の新たな基準値について
穀類、野菜、肉・魚類など主要食品では、1キログラム当たり放射性セシウム500ベクレルの暫定規制値から、100ベクレルの新基準値に下げられました。
摂取量が多い飲料水は1キログラム当たり10ベクレル、乳児用食品と牛乳は50ベクレルが新基準値となります。
ただ、現在もほとんどが100ベクレル以下におさまっていますから、あまり状況は変わらないいです。
せめて乳児用食品はゼロベクレルの基準にしてほしかったです。
苔を食べる川魚や、房総半島沖までの太平洋側の魚、原木しいたけ、タケノコには、引き続き注意した方がいいと思います。
野菜からの検出は減少傾向ですが、汚染は森の木にも広がり、樹皮や葉だけではなく、木の中心部からもセシウムが検出される事態になっています。
「食品と暮らしの安全」3月号によると、沖縄のレストランで使用されていた福島産の「薪」から468ベクレルが2月に検出され、ピザを焼くのに使われていたそうで、約2%が食品に移り、8%が気化したと予想され、残りは灰に残って濃縮され4万ベクレルもあったそうで。
この灰を沖縄そば屋が譲り受け、水に溶かして上澄み液を麺に使っていたので、麺から258ベクレルも検出されたんだとか。
同様のことが木炭でも起きていますので、焼き肉、ウナギの蒲焼、焼き鳥などをよく食べる方は、木炭の産地をお店の方に確認したほうがいいと思います。
薪の基準値は40ベクレルで、木炭は280ベクレルだそうで、基準値内だったとしても2%は食品に移る予測で、8%は煙となるのだそうです。
きのこの菌床用おがくずと、シイタケ用原木の生産量は福島県が日本一でした。
去年8月までは基準値なしで、全国に流通されていたそうです。
その後は、基準値が150ベクレルとやっと決まりましたが、この根拠はしいたけは原木の放射性物質の3倍に濃縮されるので、150なら3倍になっても450ベクレルだから、基準値の500を超えないだろうと、なんとこんなざっくりした計算だったそうなんです。
ところが4月からは基準値が100になったので、さっそく基準値超えのシイタケが出てきているというわけなんです。
新規制値超すシイタケ・タケノコなど出荷停止
愛知県では1400ベクレルの干ししいたけを幼稚園児の給食に使っていたことが判明。
乾燥シイタケから基準値超の放射性セシウム 愛知で幼稚園児ら500人余りが食べる
1400ベクレルを幼稚園児が食べてたと言うのに、驚きの岡崎市の答弁。
「被ばく線量は少量で、健康被害は想定できない」
ただ、原木は全国的に流通されており、原木やおがくずが汚染されていれば、産地はどこでもあまり関係ありません。
原木の産地まで確認しないといけないとなると、しんどいですね。
魚介類の汚染ですが、こちらはまだ救われる調査報告です。
セシウム拡散、黒潮防ぐ=房総沖以南で濃度急減-東大など
原発事故で海に放出された放射性セシウムの濃度は、黒潮が流れる房総半島沖以南で急激に低くなっており、黒潮の潮流がセシウム拡散を防いでいることを、東京大大気海洋研究所と米ウッズホール海洋生物学研究所などの研究チームが2日までに突き止めたそうです。
論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載されるそうです。
やっぱり黒潮の威力、すごいですね。
しかし薪の例で分かるように、燃やして灰になった時の濃縮ってすごいですね。
先日行った沖縄でも、瓦礫受入れ反対の署名を集めているみなさんがいました。
そもそも沖縄まで瓦礫を持っていくなんて非効率だし、運送費用がかなりかかるなと普通に思いますよね。
瓦礫の量は阪神淡路大震災の時とほとんど変わらないのに、あの時は全部被災地で処理されました。
今回は放射性物質の拡散の問題もあるので、全国で処理するのはかなりリスクが高いです。
日本人的な気質なんでしょうが、外国から見たら驚くべきクレイジーに映るそうです。
被災地支援はさせて頂きたいですが、もっと別な形があるように思います。
東京ではいち早く瓦礫を受け入れ、すでに燃やして濃縮された灰を埋め立てています。
おまけに環境省は、これを全国展開したいと考え、理解を深めるために、全国の新聞に1面広告を出し、その広告費になんと30億円も使ったそうです。
そのお金を被災地の復興にまわしてほしいものです。
福岡の高島市長が、この件に関して細野大臣相手に非常に明確な答弁をされていたので、ぜひこれを読んでみて下さい。
瓦礫問題について分かりやすい漫画がありましたので、こちらも載せますね。
マンガ「瓦礫受け入れが復興の助けになると思ってませんか?」
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Last updated 2012年4月6日 10時0分0秒
さっそくですが、前回の環境ホルモンの続きです。
イギリスのアクスブリッジ大学のC.タイラー博士は魚の鱒をいろいろな地区の下水処理後の水にさらす実験を行いました。
すると鱒の体内にはビテロゲニンという化学物質が増えていて、過剰なエストロゲンの影響を受けたことを示していたようです。
これの原因は、なんと避妊用のピルを飲んだ女性の尿や、皿洗い洗剤だったらしく!
洗剤に含まれる合成界面活性剤が分解されて、ノニルフェノールという環境ホルモンが生じていたそうです。
その他殺虫剤、除草剤、防かび剤は強力な環境ホルモンになりうるそうです。
1993年のランセット誌には環境ホルモンは、男子の精子の数を着実に減らしていると発表され、1940年以来精子の数は50%以上も減っていると言っている研究者もいます。
環境ホルモンも女性ホルモンを異常にしますが、動物性脂肪、砂糖、精製でんぷん質などを摂りすぎている先進国の女性は、途上国の女性に比べて2倍もの女性ホルモンにさらされているようです。
これは一見女性ホルモンが多くて良いことのように思うかもしれませんが、過剰な女性ホルモンにさらされるということは、月経のスタートを異常に早くさせ、老化を早め、更年期になると逆にバンっと女性ホルモンが減ってしまうという事態になりかねな いそうです。
また子宮筋腫、子宮がん、卵巣がん、乳がん、骨粗鬆症、不妊、むくみ、PMSなどの原因ともなるようです。
動物性脂肪の摂取は、油がホルモンの原料になりやすいということもありますが、環境ホルモンが動物の脂肪に蓄積しやすく、しかも蓄積するとなかなか分解されないため、生体濃縮されていることも問題です。
家畜を早く太らせるために、エストロゲン注射を打たれていたり、エストロゲン入りの飼料を食べている場合もあるので、ホルモンが過剰になる3重の理由となります。
こう考えていくと、環境ホルモンを避けるためには、おのずから殺虫剤、除草剤が残留していないオーガニックの野菜、出来れば無肥料の野菜を食べることや、出来るだけ生体濃縮しやすい肉や乳製品の摂取を減らすこと、それから普段使って下水に流れていっている、洗剤やシャンプー、化粧品などをちゃんと選んで、環境を汚染する成分のものを使わないということが大事なんだなーと、しみじみ思いますね。
うちでは2年くらい前からなんですが、ついに皿を洗うのは石鹸洗剤すら使うのやめてしまったんですよ。
池袋のオーガニックバー、「たまにはTSUKIでも眺めましょ」のマスター高坂さんに教えてもらった、これを知ってから、、、、
ゴムラテックス加工してあるタオル地の中にセルロースのスポンジが入っていて、洗浄力と吸収力があるフキンというか薄いスポンジです。
油汚れも洗剤なしで大丈夫という、天才的なアイテムなんです。
洗濯するのは石鹸よりも環境に負担をかけないセスキ炭酸ソーダです。
商品としてはアルカリウォッシュが有名ですね。
セスキ炭酸ソーダは無機物なので界面活性作用のある有機物の石鹸より、環境負荷が低くなります。
炭酸ナトリウムと重曹の複塩で、両方の中間的な性質を持ちます。
皮脂や垢、油汚れ、血液汚れを落とすのは結構得意です。
でもひどい汚れの時は、やっぱり界面活性作用のある石鹸にはかないません。
↑そんな中でもこの粉石鹸は多分究極です。
酸化還元電位がめちゃめちゃマイナスな、抗酸化作用のある粉石鹸なんですから!
歯磨きにも使えるし、少量を花にあげると花がイキイキするというくらいですから、ありえない石鹸洗剤だと思います。
えみなに使われている抗酸化溶液について
こういった製品を選ぶことや食生活を変えて、環境ホルモンを減らしていくことで、ホルモン過剰によるリスクは減ると思います。
あとは、ホルモンの良質な原料を摂ること。
すなわちいつも書いているように、油の質を変えることです。
不足しがちなオメガ3脂肪酸摂取(フラックスオイルやえごま油やチアシード、くるみなど)を心がけること、それから一般的な溶剤抽出油や水素添加のプラスチック油であるマーガリンやショートニングを摂らないこと。
あとはたんぱく質をちゃんと摂取することです。
肝臓のエストロゲン受容体のスイッチのオン、オフは、食事中のたんぱく質の量に左右されることがミラノ大学の実験であきらかになっています。
カロリー制限したマウスにたんぱく質、炭水化物、脂質を与えたところ、たんぱく質を与えたときにのみ、生殖機能が正常に回復したそうです。
食事中のたんぱく質の量が少ないと、エストロゲンに影響を及ぼし、
子宮内膜の増殖や性欲にまで影響が出るそうです。
私は肉は食べないし、魚も産地を選んで時々しか食べなくなりましたが、豆系はかなりきちんと食べるようにしています。
もう1つは亜鉛の重要性です。
卵子と精子が受精成立した時、受精卵から大量の亜鉛放出が起こり、受精卵が分割し胚に成育することを促していることが、アメリカ国立衛生研究所の実験で明らかになっています。
受精や細胞分裂時には、細胞内のカルシウムの濃度に変化が起こるんですが、これは生命活動の根幹に関係する働きとされていますが、カルシウム濃度がピークに達した後に、亜鉛が細胞内から細胞外に放出されているそうなのです。
亜鉛は受精卵の分割、成育のスイッチのような役割を担っているらしいのです。
カルシウムや亜鉛というミネラルは、卵子や生殖関係にはかなり重要なミネラルなのではないかと思います。
☆亜鉛の多い食品
牡蠣、煮干し、たたみいわし、抹茶、松の実、ゴマ、アマランサス、カシューナッツ、するめ、高野豆腐、アーモンド、かに
環境ホルモンはいらない!
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Last updated 2012年3月30日 23時13分38秒
更新が遅くなってしまってごめんなさい。
引っ越しから1週間以上経ちますが、まだ部屋が片付いておらず、あいかわらずダンボールが積みあがっています。
怒涛のような忙しさが始まってしまったので、なかなか片づける暇がありません。
なんとかキッチンや洗面所、寝室、食事する場所だけは整いましたが。
いやー、引っ越しには慣れている私ですが、知らないうちに荷物が増えているんですね~
特にすさまじいのは本ですね。
それも健康美容関係ばっかり、アンチエイジング図書館でも出来そうなくらい(笑)
まぁ、ゆるりと頑張ります。
さて、1年以上前から何度も試作を繰り返し、かなりの原料をオリジナルで作ってもらい、やっとこさ鬼的な理想のノンナノファンデが完成しました。
ずっと出る出ると言いながら、今は何をしているかと言うと、↑こうした専用什器を作ったり、プチプチを巻かないでもいいようなエコなパッケージを作ったりしています。
あと原料がオリジナルなので、それを量産するのに時間がかかっています。
でも今のところ5月20日頃には発売できる予定でいます。
あーー長かった。大変でした。でも理想のものが出来て嬉しい!
酸化チタンありの色2色と酸化チタンなしの色2色で、結局合計で4色です。
酸化チタンありとなしでそれぞれ別個にSPF検査に出したのですが、工場からはありでもなしでも、どちらにしても100ナノ以上のノンナノだから、SPF5か、良くて7くらいしか出ないだろうと言われていました。
ところがびっくりなことに!
酸化チタンなしのほうが、SPF10 PA+
酸化チタンありのほうは、SPF13 PA+という驚きの結果が出たのです!
酸化チタン500ナノメートル以上、酸化亜鉛でも100ナノメートル以上の粒径で、その他マイカもシリカも酸化鉄もすべての鉱石でノンナノを貫いているのに、こんな数値が出るとは!
工場の方も驚いていました。
ノンナノでSPF10や13あったら、もうナノ粒子なんか使う必要ないですよね。
ナノテクノロジーを利用した100ナノメートル以下の無機物の微粒子の影響については、何度も書いてきていますが、最近の研究では銀のナノ粒子にも人体に悪影響があることが発表されていました。
菌の繁殖を抑えるデオドラント系や、ナチュル系の防腐剤としても使われていることがあります。
私もずいぶん前に、製造工場から化粧品開発時に何度か配合を勧められたことがありますが、銀であろうが細胞と細胞の間より小さいナノ粒子を皮膚に塗るのは良いわけないと思って断ってきました。
銀ナノ粒子は精子幹細胞の成長を止める
その他ナノ粒子関連の最近のニュース
ナノ粒子の摂取は健康に影響か、米研究
ナノ微粒子:大人より乳幼児の肺に沈着 米ハーバード大実験
(こちらはディーゼル車が出すナノ粒子についてのことです)
ナノ材料、国が安全評価へ 吸引で健康被害の懸念
私が開発したファンデーションの大きな特徴は、すべての鉱物の粒子が100ナノメートル以上のノンナノなのにUVカットするところと、すべての鉱石をステアリン酸などでナチュラルコーティングすることで、化粧崩れとくすみ、変色を抑えた点です。
もう1つの大きな特徴は、通常ファンデーションの主成分であるタルクを使っていないことです。
タルクとトレモライト(アスベストの一種)という鉱物は近い場所に形成され、その境目もはっきりしないので、タルクにトレモライトが混じっている事が多いのが、やっぱりちょっと心配なんですよね。
日本、米国、欧州ではタルクにトレモライトやアスベストが多く含まれないように製造する基準が設けられていますが、中には精製度が甘い粗悪なタルクもあるようです。
アメリカのチャンドラー博士は、1995年にタルクの使用は卵巣ガンや卵管繊維症、不妊の原因となる可能性があると発表しています。
これは、肺に吸い込むということではなく、ボディパウダーとして膣など粘膜近辺につけた時に経皮吸収された場合のようです。
現在原料で出回っているちゃんとしたタルクはまず大丈夫だと思いますが、微量に繊維状のものが混じっていることがあるし、顔に塗ることで肺に吸い込む可能性と、鼻の粘膜からの経皮吸収などの可能性もなきにしもあらずだし、鬼的にはやっぱり使いたくないなと思いました。
タルクを使わないでファンデを作ると言うのはどういうことかと言いますと、
クッキーを作るのに小麦粉を使わないことに近いかな。
そのくらい、まずはここがノンナノ以上に意外とハードルが高いことでした。
かわりに活躍してくれたマイカ(雲母)も、皮脂と結びつくとくすみの原因になることが問題でした。
でもマイカもきっちりナチュラルコーティングしてあげることで、すっかり解決。
夜までくすまず、チタンなしでも白さも出て、カバー力も増すと言う嬉しいおまけ付きでした。
原料をオリジナルで作らないといけなかったので苦労しましたが、やっと完成してほんと嬉しいです。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は女性ホルモンについて、また少し語りたいと思います。
と言うのも、私も今年6月でいよいよ44歳です。
ぼちぼち更年期とか呼ばれる年齢に近づいてきています。
これは女性にとって、初潮、妊娠、出産に次ぐかなり重大なターニングポイント。
こんなに大きな体の変化は、なかなかないくらいだと思うわけです。
アンチエイジング的に言っても、まさに最大級の難関です。
女性ホルモンは肌のハリやバストのハリ、髪の美しさなど、女性らしさや美しさを保つための最高の美容液だからです。
この時期をどう乗り切るかで、エイジングには大きな違いが出るように思います。
今のところ生理は規則正しいし、特に変化は感じませんが、どんな鬼にも卵巣の老化というものは忍び寄っているに違いありません。
前にも書きましたが、女性ホルモンを分泌しているのは卵巣にある卵子の大元である卵胞。
生れた時は200万個ありますが、その後増えることはなく毎月数百個ずつ減っていくばかり。
卵胞が数千個に減ってしまうと、更年期による月経不順などが始まることがあるし、妊娠が難しくなってきます。
これはどうしようもないことですし、むしろずっと女性ホルモンがガンガン出続けているのも婦人科系の病気になりやすいので怖いことです。
子だくさんだった昔の女性が経験する生理は人生で50回だったと言うことです。
ところが今は400回!この差はすごいです。
こうなると卵巣は働きどおしで、そのため婦人科系に病気になりやすくなるそうです。
しかし、現代の女性が子宮筋腫、乳がん、卵巣がんなど婦人科系の病気になりやすいのは、このことだけが原因ではないようです。
環境ホルモンと呼ばれる、主に石油化学製品由来の化学物質の中で、体内に入るとホルモンのような働きをしてしまう化学物質があります。
ヒョウやカメなどあらゆる動物で、こうした環境ホルモンが生殖器に異常を起こすことが確認されていて、これらの動物の組織の中によく発見されているのがDDTなどの農薬や殺虫剤、塗料の溶剤などや、ダイオキシンだそうです。
フロリダ大学での調査では、ダイコフォールという殺虫剤にさらされたワニはオスもメスも異常に女性ホルモン値が高く、男性ホルモンが低くなっていたそうです。
メスは異常な卵巣と卵胞を持ち、オスはペニスが異常に小さかったそうで、フロリダの湖に1980年にこの殺虫剤がまかれて以来、若いワニはなんと90%も減り、ワニの生殖能力が衰えてしまったことが報告されています。
すみません、文字数がいっぱいになってしまったため後編に続きます。
後編は環境ホルモンの避け方と、よい女性ホルモンの増やし方についてです。
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Last updated 2012年3月24日 12時28分26秒
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