2012年5月6日日曜日

Enteric Fever - Meddic


出典: meddic

腸チフス、腸熱

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enteric fever
腸チフス、腸炎熱、パラチフス

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耳鳴り永久的な損傷
typhoid fever
typhus abdominalis
チフス症
細菌、サルモネラ属、enteric fever、Salmonella typhi
IRE. 652,660  SMB. 163,173,601  IMD 1096   -~下痢の原因 .552  HIM 123t,128,814,814t,957  

特徴

  • 三類感染症
  • 発熱、腹痛を特徴とする全身疾患。
  • 発疹チフス typhusに症状が似ていることからtyphoid feverと命名されたが、のちに別の疾患であることが分かり、enteric feverが提唱された。現在typhoid feverも使用されている。

病原体

疫学

  • 衛生水準の低い発展途上国に多い。

リスク

  • 酸分泌抑制薬の服用、免疫抑制患者、初感染感染者?、予防接種なし

潜伏期間

  • 1-2週。 
  • 平均10-14日。3-21日までばらつく。(HIM.957)

感染経路

経過

  • 経口摂取された菌は小腸粘膜に侵入し、潜伏期を経たのち腸管粘膜下リンパや腸間膜リンパ節で増殖。リンパ管より血液中に侵入すると菌血症により悪寒高熱をきたす。高熱、白血球減少、脾腫、バラ疹などが特徴の症状が出現する。発症後1週間頃に血中に菌を検出、2週目以降に骨髄、脾臓、胆嚢、腸管リンパ組織、腎臓などに小膿瘍や肉芽腫を作り、菌は胆汁、糞便、尿、バラ疹部位に出現しする。後期には小腸のパイエル板の壊死が進み腸管出血・穿孔が発生しうる。(SMB.173)

症状

  • 発熱(稽留熱)(38.8-40.5℃)(未治療で4週間持続) (HIM.957)(SMB.173)
  • 初診時における症状:頭痛(80%)、寒気(35-45%)、咳(30%)、発汗(20-25%)、筋肉痛(20%)、全身倦怠感(10%)、関節痛(2-4%)。 (HIM.958)
  • 消化器症状食欲不振(55%)、腹痛(30-40%)、悪心(18-24%)、嘔吐(18%)、下痢(22-28%)、便秘(13-16%)。 (HIM.
    用量のpHレベル効果虫歯?
    958)
  • 腸管出血(10-20%)、腸管穿孔(1-3%)は発症から3-4週目に起こる → サルモネラが回盲部のパイエル板に侵入し、過形成、潰瘍、壊死をきたすため。
  • 神経症状:2-40%の患者でみられる。髄膜炎、ギランバレー症候群、神経炎、神経精神症状(muttering delirium, coma vigil)

身体所見

  • 初期でみられる身体所見:バラ疹 rose spots、肝脾腫(3-6%)、鼻出血、比較的徐脈(relative bradycardia at the peak of high fever) (HIM.958)
  • 舌苔(51-56%)、脾腫(5-6%)、腹部圧痛(4-5%) (HIM.958)
  • バラ疹は30%までの患者で発症後1週間後にはあきらかとなり、その後2-5日で痕跡を残さずに治癒 (HIM.958)

合併症

  • 抗生物質の投与が遅れた場合に出現しやすくなる稀な合併症:播種性血管内凝固、血球貪食症候群、膵炎、肝膿瘍、脾膿瘍、肉芽腫、新内mくえん、心外膜炎、心筋炎、orchitis、肝炎、腎盂腎炎、糸球体腎炎、溶血性尿毒症、重症肺炎、関節炎、骨髄炎、parotitis (HIM.958)

検査

  • 血液培養
  • 血液検査:15-25%の症例で白血球減少症、好中球減少症がみられる。白血球減少症は発症後10日後の患児や腸管穿孔もしくは再感染例に伴うことが普通である。(HIM.958)

診断

  • 初診で発熱を訴えるのは75%、腹痛は30-40%である。診断には発熱の他に発展途上国への旅行歴が、腸チフスを疑うポイントとなる。(HIM.957)

参考

  • 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について 腸チフス
-typhoid fever  

  [★]

paratyphoid fever
paratyphus
サルモネラ属、腸チフス

特徴

病原体

  • Salmonella serotype Paratyphi A

疫学

潜伏期間

感染経路

症状

合併症

経過

治療

検査

予防

  [★]


人格障害は、お高くとまった、偉そうな特性を再
enteric fever
腸チフス、腸熱

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heat、hot、 fever(→発熱)
アイソトープ、加温、発情、発情期、放射性、加熱、熱い、熱感、ホット

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typhoid fever
typhus abdominalis
チフス症
細菌、サルモネラ属、enteric fever、Salmonella typhi
IRE. 652,660  SMB. 163,173,601  IMD 1096   -~下痢の原因 .552  HIM 123t,128,814,814t,957  

特徴

  • 三類感染症
  • 発熱、腹痛を特徴とする全身疾患。
  • 発疹チフス typhusに症状が似ていることからtyphoid feverと命名されたが、のちに別の疾患であることが分かり、enteric feverが提唱された。現在typhoid feverも使用されている。

病原体

疫学

  • 衛生水準の低い発展途上国に多い。

リスク

  • 酸分泌抑制薬の服用、免疫抑制患者、初感染感染者?、予防接種なし

潜伏期間

  • 1-2週。 
  • 平均10-14日。3-21日までばらつく。(HIM.957)

感染経路

経過

  • 経口摂取された菌は小腸粘膜に侵入し、潜伏期を経たのち腸管粘膜下リンパや腸間膜リンパ節で増殖。リンパ管より血液中に侵入すると菌血症により悪寒高熱をきたす。高熱、白血球減少、脾腫、バラ疹などが特徴の症状が出現する。発症後1週間頃に血中に菌を検出、2週目以降に骨髄、脾臓、胆嚢、腸管リンパ組織、腎臓などに小膿瘍や肉芽腫を作り、菌は胆汁、糞便、尿、バラ疹部位に出現しする。後期には小腸のパイエル板の壊死が進み腸管出血・穿孔が発生しうる。(SMB.173)

症状

  • 発熱(稽留熱)(38.8-40.5℃)(未治療で4週間持続) (HIM.957)(SMB.173)
  • 初診時における症状:頭痛(80%)、寒気(35-45%)、咳(30%)、発汗(20-25%)、筋肉痛(20%)、全身倦怠感(10%)、関節痛(2-4%)。 (HIM.958)
  • 消化器症状食欲不振(55%)、腹痛(30-40%)、悪心(18-24%)、嘔吐(18%)、下痢(22-28%)、便秘(13-16%)。 (HIM.
    958)
  • 腸管出血(10-20%)、腸管穿孔(1-3%)は発症から3-4週目に起こる → サルモネラが回盲部のパイエル板に侵入し、過形成、潰瘍、壊死をきたすため。
  • 神経症状:2-40%の患者でみられる。髄膜炎、ギランバレー症候群、神経炎、神経精神症状(muttering delirium, coma vigil)

身体所見

  • 初期でみられる身体所見:バラ疹 rose spots、肝脾腫(3-6%)、鼻出血、比較的徐脈(relative bradycardia at the peak of high fever) (HIM.958)
  • 舌苔(51-56%)、脾腫(5-6%)、腹部圧痛(4-5%) (HIM.958)
  • バラ疹は30%までの患者で発症後1週間後にはあきらかとなり、その後2-5日で痕跡を残さずに治癒 (HIM.958)

合併症

  • 抗生物質の投与が遅れた場合に出現しやすくなる稀な合併症:播種性血管内凝固、血球貪食症候群、膵炎、肝膿瘍、脾膿瘍、肉芽腫、新内mくえん、心外膜炎、心筋炎、orchitis、肝炎、腎盂腎炎、糸球体腎炎、溶血性尿毒症、重症肺炎、関節炎、骨髄炎、parotitis (HIM.958)

検査

  • 血液培養
  • 血液検査:15-25%の症例で白血球減少症、好中球減少症がみられる。白血球減少症は発症後10日後の患児や腸管穿孔もしくは再感染例に伴うことが普通である。(HIM.958)

診断

  • 初診で発熱を訴えるのは75%、腹痛は30-40%である。診断には発熱の他に発展途上国への旅行歴が、腸チフスを疑うポイントとなる。(HIM.957)

参考

  • 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について 腸チフス
-typhoid fever  

  [★]

enteric fever、typhi、typhoid fever、typhus
「serious infection marked by intestinal inflammation and ulceration; caused by Salmonella typhosa ingested with food or water」
typhoid fever, enteric fever
「腸チフス / 腸チフスの」

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enteric fever
腸チフス、腸熱

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「…'に'『入る』,入り込む / 〈弾丸などが〉…'を'突き通す,'に'入り込む(penetrate) / …'の'『一員となる』,'に'入る;…'に'参加する / (…に)〈人〉'を'入学させる;(競争などに)〈人・動物など〉'を'参加させる《+『名』+『in』(『for』)+『名』》 / (…に)…'を'記入する,登録する《+『名』+『in』(『into, on』)+『名』》 / 〈新しい生活・局面など〉'に'入る / 〈異議など〉'を'正式に申し出る / 『入る』 / 登場する」
「become a participant; be involved in; "enter a race"; "enter an agreement"; "enter a drug treatment program"; "enter negotiations"」
participate

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「a rise in the temperature of the body; frequently a symptom of infection」
febrility, febricity, pyrexia, feverishness
「intense nervous anticipation; "in a fever of resentment"」
「〈U〉《しばしばa fever》(身体の異常な)『熱』,発熱 / 〈U〉『熱病』 / 〈U〉〈C〉(…に対する)『興奮』,熱狂《+『for』+『名』》」

  [★]

「highly excited; "a fevered imagination"」
「(比較変化なし)《名詞の前にのみ用いて》熱のある,熱病にかかった / 熱にうかされたような,興奮した / (憎しみなどが)異常に強い」

  [★]



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